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遺書:先日不倫の関係だった彼女が結婚。彼女と出逢い深く愛せたことを誇りに思ってる。本当に今までありがとう。幸せだったよ(2):夫が浮気(HUS-AFF)

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15: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 00:46:33.99 0 ID:

Aと俺は本当にいろんなところに行った。

二人で海水浴に行ったこともある
Aは自分のことを「太くてだらしないカラダ」だといっていた
しかし水着を着た彼女は、胸は若干小振りではあるが
だらしないとは無縁の、柔らかい曲線の女性らしいボディラインをしていた
そして何より、黄緑色の水着が色白の彼女に絶妙に似合っていた。本当にきれいだった

一緒に花火大会に行ったこともある
その時は、Aは移動途中で浴衣に着替えた
青い浴衣に黄色い帯。とても良く似合っていた、
ただでさえ可愛い人なのに、浴衣効果でさらに可愛さ倍増だ
花火とA、どちらもきれいだった。




Aは温泉、特に露天風呂に入るのが大好きな子だった
よく二人であちこちの秘湯と言われる温泉に行ったものだ
バスタオル一枚で体を隠して温泉に浸かり、頬がほんのり紅潮しているAは本当に美しかった
別の温泉街では足湯に浸かりながらホケーっとしているAの放心顔も
職場では決して見られない顔で、俺はその顔も大好きだった

当然ながらこれだけ一緒にいれば喧嘩になることもある
しかし、それがいつまでも尾を引くことはなかった
Aと俺は喧嘩になるたびキチンと話し合い、お互いの妥協点を探りあった
もともと考え方や価値観が似ている二人である
お互い無理をするような妥協点にはならなかった

16: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 00:49:19.14 0 ID:

ただ一度だけ、俺はAから思い切り怒られたことがある
前置きでも触れたが、俺はタヒぬことを目標に生きてきた
それをAが知った時である。

俺はAから思い切りグーでぶん殴られた
そしてAは俺の目を見て諭すように言った
「私たちは何があっても生きなくちゃいけない。どんなに辛くても生きなくちゃいけないんだよ」
俺たちは同じ心の傷を持つ者同士である
彼女が俺に向けた言葉は彼女自身に向けた言葉でもあった
俺は7歳年下のAに教えてもらわなければわからないほど精神的に幼かった
俺は彼女に成長させてもらったのだ

Aはいい意味でいろんな顔を持つ人である。無論裏表があるという意味ではない
周りの同僚からは「Aは能天気な楽天家」だと思われていたが
実際は思慮深く、いつもいろいろ考えすぎてしまうような性格だった
また、「Aは強くて女らしさがない」と思われている節もあったが
本当のAは繊細で傷つきやすく、甘えん坊でさみしがり屋で泣き虫の、本当に女の子らしい人だった
大人っぽいところもあれば子供っぽいところもいっぱいあった
今どきの女性かと思えば、古風で家庭的な面を持つ人だった
おとなしそうな見た目からは想像もつかないほど、活発で明るい人だった
自信を持って言う。俺は今まで生きてきてA以上に素敵な女性を見たことがない

17: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 00:51:55.87 0 ID:

Aと俺は似た者同士だ
ものの考え方、価値観、感性、性格、あらゆる点で似ていた
前述したが、Aは自ら「全身がコンプレックスの塊」といっていた

俺は左利きで、周りから好奇の目で見られ
(当時、左利きの子供は右利きに矯正されることがほとんどだった)
幼いころから「ほかの人とは(悪い意味で)違うんだ」という意識があった
義務教育時代には、優秀な兄と比較され、自分自身の出来の悪さに思い悩んだ
そして思春期になると、どんなに高く評価しても「並」でしかない容姿に凹んだ
そう、俺自身も「コンプレックスの塊」なのだ

本当によく似た二人だった
だからだろうか、俺はAの前では自然体でいられた
Aの傍はすごく居心地がよかった
虚勢を張る必要もなく、自分がありのままの自分でいられたのだ
Aも同じ趣旨のことを言っている
「○ぽんとだと、いつもの強がっている私じゃなくて、本当の私でいられる」
「○ぽんと一緒にいるときの私が本当の私。その時の自分が好き」と

よく二人で言っていたことがある
「二人は人間としての根っこが同じなんだ」と
根底にあるものが同じだからお互い自然体でいることができ
お互いの気持ちを容易に理解できるんだと・・・

18: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 00:55:38.54 0 ID:

Aと俺との間には、笑えるエピソードが山ほどある

Aと俺はいろんな所にご飯を食べに行ってた
その支払いは戦争である
Aは「女だから奢ってもらって当然」という考えを一切持たない人だった
俺が会計を済ませようとしていると、Aは助走をつけて体当たりし俺を弾き飛ばそうとする
そして自分が支払おうとするのだ
無論俺も譲る気はない
レジの前で激しい攻防を繰り広げる二人
仮に勝利しても油断はできない
支払っている最中にAは俺の財布にお金をねじ込もうとするのだ
負けたら負けたで俺はAの財布にお金を入れようと格闘した
レジの前で身をよじらせながら格闘を続ける二人を見て店員さんは苦笑いしてた

俺は職場で「正真正銘のドS」と言われていた
俺自身そのことを否定するつもりはない
Aは逆に、「ドS」の俺に蹴散らされるのを承知で相談してるんだから「ドM」だと言われていた
ところが実際は、Aは俺なんか比較にならないほどの「超弩級のS」だった
Aは俺をイジメることが大好きなのだ

何かにつけて、「コチョコチョの刑です」といって俺をくすぐりまくった

突然満面の笑みを浮かべて俺の鼻に指を突っ込み鼻毛を毟ることもあった

俺が3歳くらいのときの写真を見て
「きゃ〜、可愛い。こめかみグリグリして泣かせたくなる可愛さだ」・・・怖え〜よ

もちろんAは俺が本気で嫌がるようなことをする人ではない
くすぐりに悶絶しても、鼻毛毟りにのた打ち回っても
その直後にはいつも二人で大笑いしていた

19: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 00:58:19.75 0 ID:

会社の慰安旅行があった。行先はベタではあるが東京だ
そう、俺たちは地方の片田舎に住んでいる

Aはおっちょこちょいな面があり、朝の集合時に新幹線の切符を家に忘れてきた

Aは東京の土地勘がほとんどない
誰かが駅に残りAを誘導して皆と合流させる必要があるという話になった
白羽の矢が立つのは当然というか俺だった
俺は学生の頃むこうに住んでいたので土地勘がある
そしてAは俺に懐いているという理由だ
しかしこれは無駄な算段だった
Aは家にとんぼ返りをし切符を持って新幹線が出発する前に戻ってきた
Aよ、どんだけクルマを飛ばしたんだ?

東京でもAと俺はいつも通り一緒に行動していた
初日は昼間から錦糸町のちゃんこ屋で宴会
周りはいつも通り酔っぱらっている中、二人でアルコールを飲むことなく食べまくった
最後には二人そろって「食べ過ぎて気持ち悪い・・・」
その後、ほかの気の合う同僚たちと一緒に某遊園地に行った
みんなで楽しんだのだが、Aは早々にグロッキーになっていた
フリーフォール系の絶叫マシンに最初に乗ってしまい、早速やっつけられたのだ
ちなみに俺はそのマシンを直近で見たときに「これは俺には無理」と判断して乗らなかった
Aは「最初にあれに乗ったのが失敗だった。違うのから乗ればよかった」とぼやいていた
まあ、Aもグロッキーになったとはいえ相当に楽しかったようだ
その時の写真にはAの笑顔があふれている。

20: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:00:55.73 0 ID:

その日の夜、Aと俺は宿泊しているホテルをこっそりと抜け出し台場に向かった

Aはかねてから、「○ぽんと一緒に台場の観覧車に乗りたい。あと夢の大橋を渡りたい」と言っていた
当時ですら古目の某ドラマの影響なのだが、その希望を叶えてあげるためだ

Aは観覧車から見える夜景に感動していた
と同時に高所恐怖症の俺が固まっているのを見て笑っていた
その後二人手をつなぎ夢の大橋を渡ったり、ツーショット写真を撮ったりしてすごした

ものの見事に終電に乗り遅れ、タクシーでホテルに戻ったのはたしか2時近くだった
俺は自分の部屋でシャワーを浴びた後、Aの部屋に行き、Aは俺の腕枕で寝た。
無論俺は寝ていない。Aの寝顔をずっと見ていたかったからだ

翌日は完全フリーだったので二人で同僚を巻き、いろんなとこに行った
実はこの慰安旅行、一泊二日だったのだが、俺たちはさらにもう一泊する計画だったのだ
そういえばこのときAにピアスを買ってあげたな
さほど高くないピアスだったけど、Aはすごく喜んでくれた
彼女はある意味堅実な人で、ブランド物に強いこだわりがあるわけではなかった
ちなみに、後日そのピアスを無くしてしまって泣きそうになりながらメールをくれたのも良い思い出だ

その後、一緒にディナークルーズに行った
正直2人とも小洒落たことが苦手なタイプだ
でもやっぱり二人でいるとすごく楽しくて、食事もおいしくてずっと笑顔でいた

21: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:02:45.49 0 ID:

その後六本木ヒルズに上り、俺はまた高所恐怖症ゆえに固まっていた
Aはそんな俺を見て大笑いし、俺をイジメまくった
そしてホテルに宿泊。この日はさすがに俺も寝た

最終日、まずはホテルのバイキングで撃沈
明らかに食べ過ぎ「だっておいしかったんだもん」(A談)
ちなみに旅行前に前もって調べていたのはほとんどが食べ物
どんだけ食いしん坊だったんだ、俺たちは

神宮の銀杏並木を見たいというので連れて行った
シーズンではないのだが、彼女は感動していた
そのあとはお土産を買ったりして過ごした

本当は彼女にバックでも買ってあげようかと思っていたのだが、Aは固辞
「○ぽんからピアス買ってもらったし満足だよ。それにあのバックの値段見てみ?」
二人で青くなる。「誰があんなの持つんだろう・・・」(A談)

帰りの新幹線も当然二人である
帰りの新幹線の車中、Aは俺に甘えて俺の膝枕でスースー寝ていた。本当にかわいい人だ

ちなみに、地元に戻ったら今度はクルマのカギがないと大騒ぎ
Aは本当におっちょこちょいな子だ

22: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:04:53.93 0 ID:

そんなこんなで時が過ぎ、Aがウチの部署を去る日が来た

もともと期限付きで派遣されていたのだから切られたわけではない
当初の予定通りの退社なのだ
勤務時間が終わり、Aは皆の前で笑顔で退社のあいさつを述べた
俺も笑顔でいた、笑顔でいるように努めた
彼女が職場から去る際、エレベーターまで見送った
エレベーターにAが乗り込み、扉が閉まったとき
俺は堪えきれなくなり、トイレに駆け込み、声を○して泣いた
実はそのあとAと待ち合わせしていたのだが、トイレに籠ったせいで少し遅れてしまった
俺が着いたとき、Aはクルマの中で独り泣いていた
Aも職場では努めて明るく振舞っていたが、悲しみを必タヒに堪えていたのだ
二人きつく抱きしめあい声を上げて泣いた
翌日、わずか一日で職場は俺にとって何一つ楽しいことのない、苦痛な場所に変わり果てた

翌日からAは新しい職場に派遣されていた
新しい派遣先はウチの部署とは違いキーボードを打つ音だけが聞こえてくるような静かさだという
対してウチの部署は本当にうるさい。怒号と笑い声が常に聞こえるなかなかカオスな職場だ
Aは「そっち(俺のいる部署)に戻りたいよ」と泣いていた
俺はそんなAのことを慰めながら、二人の時間を大切に過ごしていた

23: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:07:13.34 0 ID:

この頃ヨメは家に戻ってきていた。別居解消なのだが家での会話はなかった
Aと一緒にいないときの俺は離婚の話をしているかボーとしているだけ
クマと呼ばれた恰幅の良い俺は20kg近く痩せ、ほとんど寝ることもない状態だった
ヨメは俺が完全に壊れたことに気付き、俺を心療内科に引きずって行った

診断結果は「うつ病」
俺は内心「こいつらに俺の何がわかるっていうんだ!」と思っていた

その日から俺は病人として投薬治療を受けることになった
しかし、睡眠導入剤以外は自分の意志で服用しなかった
痩せ細ったといっても体重は60kgをキープしていたし、仕事も普通にこなしていた
ましてやAと会うときはとにかく元気だった
睡眠以外はむしろ以前よりも調子がいいくらいだったのだ
当然ヨメは俺が薬を飲まないことを責めた
しかし俺はそんなことを意に介さずヨメが帰ってくる前の生活を続けていた

この頃になるとAの中でもあの時俺がヨメに謝らなければ今頃・・・という思いが浮かび上がっていた

無論俺はヨメと別れようと画策するのだが
ヨメは「俺がうつ病である」というカードを最大限活用し
離婚に応じる気はないと明言していた

なぜヨメはこんなアホに固執するのかいまだに理解不能である
子供がいるとはいえ、まだ若く、器量に恵まれた人である
俺なんかより、もっと条件のいい再婚相手なんかすぐに見つかるだろうに

26: まとめ@夫が浮気・不倫:2014/07/13(日) 01:13:18.42 0 ID:

泣けるね…これ

24: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:09:28.49 0 ID:

事態は進展することなく、ただ時間だけが過ぎて行った

Aと俺は相変わらず会っているのだが、二人とも徐々に焦りを感じるようになっていた
事態を進展させられない俺自身のふがいなさに腹が立ち、俺は一段と壊れていった
Aも段々精神的に不安定になっていき、涙を流す日が増えてきた

そしてついに二人の関係は破たんを迎える
Aは進展しない状況に絶望し、俺のもとから去って行った
一人残された俺は生ける屍となっていた
心の中に残るAの存在、そしてAが俺に教えてくれたこと
それが俺をこの世にとどまらせる原動力だった
それからしばらく時が過ぎ、俺の心は朽ち果てたまま日々を過ごしていた
Aはもういないが、俺はヨメとの別れを画策し続けていた

実を言えば、一度だけヨメが離婚に同意したことがあった
俺は借金をし慰謝料や当面の生活費を準備した
片田舎なのでクルマがないと生活できないということでクルマも買ってやった
後は離婚届を提出するだけ・・・という時に余計な横やりが入った
ウチのアホ親である
奴らは孫可愛さで介入してきたのである
その結果、まとまりかけていた話が全て水泡に帰した
ヨメは再び離婚を拒否するようになり、俺には何の意味もない借金だけが残された。
そんな時、Aからメールが届いた。メールにはただ一言「○ぽん・・・」とだけ書かれていた

25: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:11:09.61 0 ID:

俺は即座にAに何かがあったことを理解した
メールに返信をし、何があったのかを聞いた
予想外の答えだった
「俺のことをあきらめ、親がセットしたお見合いで出会った人と結婚することになった」
「でも結納が近づくにつれ心が耐え切れなくなった」と

Aは俺の頭を真っ白にするのが本当に得意な人だ
そんなこと突然知って俺がまともにいられると思うのだろうか

連絡を取り合い、二人で会うことになった
待ち合わせ場所に向かうとき、俺はこれでもう二度と会うことはないだろうと覚悟を決めていた
Aと俺の関係は今日ですべてが終わるのだと
しかし、Aと会えることが嬉しいという気持ちも合わせて持っていたことも事実であった

Aと合流し、お互い顔を見た瞬間、頭の中がすべて吹っ飛んだ。
どちらからともなく、ぎゅっときつく抱きしめあい、二人声を上げて泣いた

俺たちは本当に泣き虫だな、何回二人で号泣したことだろう

Aは俺のもとを去った後、流されるまま生きようと思ったのだという
そして親にいわれるまま見合いをし、結婚することになった
でも、現実が「俺と一緒に思い描いた未来」とあまりにも違いすぎて、心が悲鳴を上げたのだと
Aは「○ぽんはいつも私のことを最優先に考えてくれた
   こんな私をありのまま受け止めてくれた
   私の過去を含めて、私の全てを愛してくれた
   こんな人は世界中どこにもいない」と言った

27: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:15:04.49 0 ID:

とはいえ、もはや俺にしてやれることはAがいかに幸せをつかむかを示してあげることだけであった
俺はAに「俺と比べてどうかではなく、A自身がその人との未来を描けるかでしょ?
      それで考えたらいいんじゃないか」と伝えた

正直に言う、胸が張り裂けそうだった
己の無力さをとことん恨んだ
俺から離れずにそばにずっといろと言いたかった・・・

後日、Aは見合い相手との交際を解消した
Aが自らの意志で決めたことだった

その後、Aとは時折二人で会うことになる。
ただ手をつなぎ、お互いを見つめて話しをする
それだけで十分幸せだった。

一度、俺が卒業した大学と当時住んでいたアパート周辺にAを連れて行ったことがある
実はずっと前からAに連れて行って欲しいとお願いされていたのだ
その場所は俺に「様々な思い出」「つらい経験」そして「心と体に大きな傷」を残した場所である
今の俺は、あの場所で生きたことで形作られたといっても過言でない

Aはきっと「Aが知っている俺」のルーツになる場所に行ってみたかったのだろう

帰りのクルマの中で「○ぽん、また私をあそこに連れて行ってね」と泣きながら言ってきた
「いつかまた、必ず連れて行くよ」俺はAと約束をした
しかし、その約束は果たされることはなかった

これが、Aと俺が一緒に遠くに出掛けた最後になった・・・

28: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:17:02.37 0 ID:

俺にはAとの思い出が残された。

一緒に手をつないで散歩した時の自然の美しさとAの優しい笑顔
俺にイタズラを仕掛けてきた時のAの茶目っ気たっぷりの笑顔
俺に頭を撫でられた時のAのうれしそうな笑顔
一緒に露天風呂に入った時のAの恥ずかしそうな笑顔
一緒に見た東京の夜景、あの花火の美しさ
桜の花の美しさ、新緑のまぶしさ、あの海の青さ・・・

彼女がいてくれたから素晴らしい思い出がたくさんできた
同じ感性をもつ彼女とだから、心の底から感動できた。

彼女と一緒に出掛けた場所のいくつかは、先の震災でその姿を変えてしまった
それでも俺の脳裏には、あと時のままの景色が刻み込まれてる

世間では俺とAの関係は「所詮は不倫の関係」と評されるだろう
でも、少なくても俺はAとのことは「本気」だった
皆から罵倒されるだろうけど、Aは俺にとって最愛の人であることは今でも変わりはない
俺はAという女性と出逢い、Aのことをこんなにも深く愛せたことを誇りに思っている。

スレ立ててまでこんな長文を投下するのには理由がある
俺とAの今までのことを振り返って、俺の中でケリをつけないといけなかったからだ
ひょっとしたら記憶違いもあるかもしれない
Aの中での記憶と合わない点もあるかもしれない
それでも記する必要があった、書かずにはいられなかった

29: まとめ@夫が浮気・不倫:2014/07/13(日) 01:17:03.22 0 ID:

えー …フラグ?

30: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:19:38.95 0 ID:

当初の下書きではこの倍近い長文だった。
これでもあまり必要でないエピソードは削除しているのだ
いろいろ思い出しつつ書いていて、俺は何度も泣いた
俺の心にはAのことがしっかりと刻み込まれている
忘れることなどできそうにない

Aは俺のことを「強い人」といっていた
「とっくに限界を超えてボロボロになっているのに私のために戦ってる」と
違うよ、俺は強くないよ。むしろ弱い男だよ・・・
俺の心は完全に折れてしまった
かろうじて繋がっていた心の糸が切れてしまったよ・・・
これから俺がどうなるか俺自身もわからない

皆に再度お願いしたいことがある。
俺が罵倒されることは一向に構わないが、Aのことを悪く言うことだけはやめてほしい

彼女は、自分勝手な生き方をしてきた俺に振り回された被害者なのだから彼女には全く罪がないのだから

全て投下した後、このスレのことをAに伝えようと思っている
見る見ないは彼女の判断に任せるよ
長々とすまなかった。書き留めた分は次で最後になる。

31: まとめ@夫が浮気・不倫:2014/07/13(日) 01:21:05.01 0 ID:

またあえるよ

32: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:23:05.01 0 ID:

先日、Aが結婚したことを知った
俺はおめでとうを伝えるため、久しぶりにAにメールをした。
Aは旦那さんのことを
「○ぽんからもらった愛情には届かないかもしれないけど
こんな私を受け入れてくれるから、たぶんいい人なんだと思う」と言っている。
これでいいのだ、Aは自分の足で自分の人生を歩み始めた
これからAは、旦那さんと一緒に素敵な未来を築いていくに違いない
Aには本当に幸せになってもらいたい。これが俺のAに対する最後の願いだ。

最後にAへのメッセージを書き残し、締めたいと思う。
A、結婚おめでとう。
今までいろんなことがAの人生にあって辛い思いをいっぱいしてきたけど、
これからは旦那さんと一緒に幸せな人生を歩んでね。
君の笑顔には人を幸せにする不思議な力がある。
その笑顔で、君の家族を明るく照らしてあげてね。

A、俺は君との約束を果たせなかったことがいっぱいある。
バイクの後ろに乗せてあげること
俺が卒業した大学にまた連れて行ってあげること
君を幸せにしてあげること・・・
それらすべては俺自身の罪として背負っていこう
もう二度と、君と話をすることもないだろう。触れあうこともないだろう
だから最後に言わせてください。
A、君の笑顔は、俺にとって最高の宝物でした
A、本当にありがとう。君がいてくれたから俺は俺でいられたよ。俺は幸せだったよ・・・

33: まとめ@夫が浮気・不倫:2014/07/13(日) 01:23:55.44 0 ID:

良かった。ちょっとドキッとした。

34: まとめ@夫が浮気・不倫:2014/07/13(日) 01:26:59.58 0 ID:

おつかれ見てたよ
1にも幸せになって欲しい

35: まとめ@夫が浮気・不倫:2014/07/13(日) 01:30:07.89 0 ID:

物凄く胸が苦しく痛くなって泣けた…

不倫という関係で人様にはさんざん馬鹿にされても
心の奥はこんなにピュアなのにね
どうして別れなきゃ行けないんだろうね…

36: 1 ◆qFaAuF75xg:2014/07/13(日) 01:31:04.40 0 ID:

>>34
ありがとう
でも俺はもう幸せなんかいらない
もうなにもいらない

37: まとめ@夫が浮気・不倫:2014/07/13(日) 01:33:31.83 0 ID:

>>36
そんなんじゃ駄目だよ
あなたが元気でいることが彼女の支えになるんだよ

あと数年したらまたあえるよ
その時まで頑張れ

38: まとめ@夫が浮気・不倫:2014/07/13(日) 01:38:30.21 0 ID:

あなたが浮気者だとか女好きだったりしたら
いくつも股を掛けて気が紛れそうなのにね


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