範馬勇次郎がポケモン151匹を狩りに行くようです(2):息抜き・ノンジャンル(NONJ)
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40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/31(土) 23:04:50.39 ID:XxPE11gY00
柔道の畑中は恐ろしい化け物を目の当たりにしていた。
人間のような姿をしているが、その腕は四本。
しかも筋肉のつき方がすさまじい。腕力勝負では一瞬で不覚を取るだろう。
「イリャアアッ!!」
畑中は相手の四本ある腕の一本にしがみつき、投げを試みた。
しかしこの相手「カイリキー」の体重は130kg。
それだけではない。カイリキーのすさまじい筋肉は、畑中の投げを許さなかった。
(な…投げられない!びくともしないッ!!)
あまった三本の腕が振り下ろされ、畑中の命は奪い去られた。
ジャリ…。カイリキーの目の前にもう一人の男が現れた。
「面白ェ奴が現れたもんだ。喰うぜ」
そう。勇次郎である。
「先ほどの奴とは違う」 双方がそう直感していた。
まずは、勇次郎がカイリキーに向かって走り出した。
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/31(土) 23:14:34.28 ID:XxPE11gY00
四本の腕が勇次郎を迎え撃つ。
左脇から飛んでくる二本の豪腕を、左腕でガードする勇次郎。
と同時に、他の腕が勇次郎の顔面に叩き込まれる。
怪物退治の開始から今まで、正面からパンチを食らったのはこれが始めてだった。
四本の豪腕…他に類をみないこの相手との戦いに、勇次郎は滾っていた。
「クク…人間の間じゃ俺の前に立とうなどという強者は…もういなくなっちまっタッッ!!!」
タッッ!のタイミングで、カイリキーの腹に蹴りを入れる勇次郎。
だがカイリキーの固めた腹筋は、鉄板をはるかにしのぐ強度だった。
勇次郎の中段蹴りにすら耐えたカイリキーは、その四本の腕すべてを振り下ろした。
「ヌウッ!!」
二本の腕だけでこの連撃を捌く勇次郎。
この攻防がしばらく続き、勇次郎が反撃に出ようとしたまさにその瞬間、
豪腕四本のうち一本が、正面から抉るように振り上げられた。
その腕は勇次郎のあごを見事に捕らえ、勇次郎は宙に飛び、地面に叩きつけられた。
追撃を放とうとするカイリキーだったが、手首の違和感を覚えて思いとどまった。
振り下ろしていたほうの腕の手首を二つ、外されていたのだ。
「もう喰うぜ…」
いつのまにか立ち上がっていた勇次郎。先ほどよりさらに速い動きで
カイリキーの懐に飛び込んだかと思うと、渾身の一撃を顔面に叩き込んだ。
反応できない動きを相手にしては、腕が何本あろうと関係ない。
勇次郎は倒れたカイリキーに馬乗りになって、悲惨なほどに殴り続けた。
カイリキー 死亡
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/31(土) 23:23:03.92 ID:XxPE11gY00
突如、爆発が起こった。
吹っ飛ぶ勇次郎。その爆発は勇次郎の背後数メートルの位置で起こった。
畑中とカイリキーの死体は木っ端微塵となった。
爆発の正体は「ビリリダマ」だった。
カイリキーを甚振っていたときの勇次郎の殺気に反応し、爆発したのだ。
「チィッ!」
立つ煙。流れ出る血。
爆発の威力は予想以上に大きかった。
しかしそんな状況でも、怪物たちは容赦なく襲い掛かってくる。
炎を尾に灯らせたトカゲのような生物「ヒトカゲ」「リザード」。
森で勇次郎に屠られたリザードンの下に位置する存在である。
火炎を吐き出すヒトカゲとリザードだったが、その威力はリザードンには遠く及ばない。
しかし辺りに立ち込める煙で、勇次郎の判断は一瞬遅れていた。
二方向から迫る火炎が勇次郎の身を焼く。
「デッッ!!!」
巨大な拳が二匹を屠り去り、致命的なダメージは避けられた。
が、次の瞬間、先ほどの爆発をさらに上回る爆発が起こった。
「マルマイン」である。勇次郎の背後にいたその怪物は、火炎によって引火し大爆発を起こしたのだ。
派手に吹っ飛ぶ勇次郎。その姿は血だらけである。
ビリリダマ、ヒトカゲ、リザード 死亡
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/31(土) 23:27:24.25 ID:XxPE11gY00
大爆発を起こしたマルマイン自身も粉みじんとなって吹っ飛んだが、
勇次郎の受けたダメージも大きかった。
リザードンやカイリキーといった強敵との連戦、二度にわたる大爆発。
勇次郎ははっきりと負傷していた。
しかしそれでも鬼は止まらない。むしろこの状況に喜びすら感じていた。
脳内麻薬の分泌により、もはや鬼は痛みを感じていなかった。
血の臭いに誘われて襲い掛かってきた「ピジョン」「コラッタ」を瞬殺し、
勇次郎はさらなる強敵との戦いを渇望していた。
勇次郎から少し離れた場所を、愚地独歩が歩いていた。
心神会の元館長としてのケジメをつけるため、それ以上に
自らがこの常軌を逸した化け物共と闘うためである。
そんな独歩の目の前に一体の怪物が現れた。
マルマイン ピジョン コラッタ 死亡
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/31(土) 23:31:56.12 ID:XxPE11gY00
「おめェさん…何て名だい?」
怪物に尋ねる独歩。答えない怪物。
「ハハ、悪いな。まずは自分から名乗るのが礼儀ってもんんだ。オイラの名は…」
不意をついて、独歩が怪物に襲い掛かった。
虎をも殺す手刀が怪物に振り下ろされる。が、手刀はそのまま怪物をすり抜けた
「…ッ!?」
その怪物「ゴース」は実体を持たなかった。
いくら武神・愚地独歩の手刀と言えど、物理的な攻撃は一切受け付けないのだ。
突如、独歩を眠気が襲う。催眠術だ。
実体がない上に催眠術を駆使するゴースの前に、独歩はなすすべもなく倒れこんだ。
さらに攻撃を加えようとするゴースだったが、新たな気配に気がついてそちらを向いた。
「こいつァ珍味だ。今夜は飽きねェな」
血だらけの勇次郎がそこに立っていた。
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/31(土) 23:39:22.58 ID:XxPE11gY00
「シィッッ!!!」
勇次郎の放った物凄い威力の回し蹴りは、ゴースをすり抜けた。
先ほどから勇次郎の攻撃はどれもゴースに効いてはいない。
否、効いていないというより、当たっていないのだ。
どんなに凄い正拳だろうと、実体を持たない相手に効果はない。
空気を相手に蹴りが通じるだろうか?この相手は勇次郎にとって天敵だった。
だが勇次郎は下がらない。
「むゥんッッ!!」
なおも攻撃を続けるが、どれも当たるはずがない。
ついにゴースが攻撃に出た。催眠術だ。
「くぅッッ!」
森の中で戦った眠り粉による眠気と、同等の眠気が勇次郎を襲う。
「ちッッ!」
勇次郎は一旦距離を置き、窓ガラスを破壊しその破片を腕に刺した。
眠らないための気付けである。
麻酔銃、眠り粉…人間の限界を超えた麻酔の数々を受け、勇次郎の中で
眠りに対する耐性がつきはじめていた。
そのため、もはや催眠術では勇次郎は落とせなかった。
「面白ェ…こんな奴、いや、こんな概念には出会ったことがねェ」
ピンチの際、勇次郎は笑みを浮かべる。虚勢ではない。本当に楽しいのだ。
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/31(土) 23:46:13.95 ID:XxPE11gY00
勇次郎が取った行動は、あいも変わらず「蹴り」であった。
だが今度の蹴りはゴースに目掛けて放たれるものではない。
勇次郎はゴースと距離を置き、狂ったように蹴りを連発しはじめた。
相手のしたいことがわからず、余裕の表情を見せるゴース。
ゴースが攻撃に移ろうかとしたそのとき…
ピシッ!ゴースの体に切れ目が走った。
「かまいたち」である。勇次郎の常識離れした蹴りは、尋常ならざる風圧を生み
その場にかまいたちを発生させた。
実際、かまいたちはゴースに対し効果がある。殴る蹴るなどの物理的な攻撃法ではないからだ。
余裕を見せていたゴースの表情が一変した。
勇次郎はまったく疲れを見せず、むしろ蹴りの威力は底なしに上がっていった。
成長する鬼…未知の怪物ゴースとの戦闘中、この瞬間にも勇次郎は成長していた。
危機を感じて逃げるゴース。追いつく勇次郎。
振り上げたアッパーはゴースを捕らえなかったものの、
すさまじい風圧はその体を真っ二つに裂き、ゴースを絶命に追いやった。
ゴース 死亡
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/31(土) 23:52:05.75 ID:XxPE11gY00
対ゴース戦を、物陰から観察していた怪物がいた。「ギャロップ」である。
ポニータの上に位置する存在であり、その実力はポニータよりはるか上を行っていた。
このギャロップ、非常に知能の高い生き物である。
実は彼はポニータ戦も観察していた。その時点では敵わぬと見て、勇次郎が負傷するのを待っていたのだ。
重度の負傷の上に疲弊している鬼を見て、今なら倒せるとギャロップは判断した。
物陰から飛び出すギャロップ。幸運なことに同じ瞬間、逆方向からも怪物が勇次郎を襲っていた。
きつね型の怪物「ロコン」と「キュウコン」である。
だが勇次郎は右手を振りかぶったかと思うと、一振りでロコン、キュウコンを死に追いやった。
さらに逆方向からすさまじいスピードで襲い来るギャロップに一瞬で向き直ると、
蹴りでその首をへし折った。
ギャロップが得ていた情報はポニータ戦の時点での勇次郎のもの。
この激戦続きで、勇次郎は進化していた。
果てしない宇宙が膨張を続けるように、勇次郎は強くなり続けるのだ。
ロコン、キュウコン、ギャロップ 死亡
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/06/01(日) 00:00:12.24 ID:9yTnPov300
「フン…」
勇次郎はその場に座り込んだ。
疲弊していたからでも負傷していたからでもない。
このまま格下どもを一匹ずつ相手にしてもつまらない。
彼らが血の臭いと殺気につられ、集まるのを待っていたのだ。
十分は経っただろうか。先ほどから勇次郎の周りを、大勢の怪物が取り囲んでいる。
血の臭いにつられた「ドードリオ」「ラッタ」「イシツブテ」
わざわざ森から這い出てきた「マダツボミ」「ウツドン」「ウツボット」「バタフリー」
今にも勇次郎に飛び掛ろうかと言う勢いの「サンド」「サンドパン」
かわいい外見とは裏腹に殺気を放つ「プリン」「プクリン」「コダック」「ニョロモ」
格下とはいえ、一匹一匹はともすればこれまで相手にしてきた猛獣…虎やライオンにも
匹敵する脅威である。
だが勇次郎には十頭以上のライオンを相手にしようとも、その全てを屠りさる自信があった。
立ち上がる勇次郎。それに反応するかのようにジリジリと距離を詰める怪物たち。
マダツボミの放つ眠り粉は、もはや勇次郎に何の効果もなかった。
森から出でた怪物たちは何が起こったのか知る間もなく屠りさられた。
好戦的なサンドパンも、その爪が届く前に絶命し、背後から一斉に襲い掛かるドードリオたちも
一蹴りの元にその生涯を終えた。
見た目がどうであれ勇次郎は容赦しない。
プリン、ニョロモといった生物たちも、勇次郎の前に立ったら敵。
敵はすべて餌。それ以上でもそれ以下でもない。
気がつくと勇次郎の足元には、無数の死骸が転がっていた。
ドードリオ、ラッタ、イシツブテ、マダツボミ、ウツドン、ウツボット
バタフリー、サンド、サンドパン、プリン、プクリン、コダック、ニョロモ 死亡
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/06/01(日) 00:01:28.87 ID://ZLycod00
ちょwwwww
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/06/01(日) 00:06:24.46 ID:9yTnPov300
移動しようとして地面に横たわるコダックやニョロモが目に留まり、勇次郎は足を止める。
(こいつら…水中の生物か。面白ェ)
勇次郎は都内で一番大きな川へ向かった。
生物にはそれぞれ自分の得意なフィールドがある。
獣なら地上、鳥なら空中。そして…
今まさに川から勇次郎に襲い掛かった怪物「パウワウ」「ジュゴン」は、水中をフィールドとする者たちだった。
水の中に引きずり込まれる勇次郎。だがこれこそ勇次郎の望みだった。
「シィッ!」
水中で繰り出されるパンチ。だが当然その速度は地上とは比較にならないほど遅い。
パウワウの腹にヒットするも、その命を奪うには至らなかった。
それでも苦しむパウワウをよそに、ジュゴンは容赦なく尾で勇次郎を打ち付ける。
次の瞬間、勇次郎はジュゴンに抱きついた。
骨の砕ける音とともにジュゴンは絶命し、必死で抵抗するパウワウも同じ運命を辿った。
パウワウ、ジュゴン 死亡
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/06/01(日) 00:11:05.22 ID:9yTnPov300
一旦息継ぎのため、水上に上がろうとする勇次郎。
その勇次郎の足を何者かがつかんだ。「ニョロゾ」である。
振りほどこうとする勇次郎の顔面に、何か固いものがぶつかってきた。
貝状の生物「シェルダー」である。
まず勇次郎は、シェルダーを両腕でつかむと力まかせに潰した。
勇次郎は以前これと似た方法で人間一人を頭から潰したことがある。
凄惨な光景を見て萎縮したニョロゾは、勇次郎の手を離し逃げ出した。
水上へあがるチャンスだったが、勇次郎はあがらなかった。
ニョロゾを追いかけ、背後からとどめをさした。
ようやく水上に上がり息継ぎをした勇次郎だったが、休む暇はない。
体格のいい怪物が勇次郎を襲う、「ニョロボン」である。
さらにシェルダーの上に位置する「パルシェン」も水上に上がり、勇次郎を威嚇する。
「ケッ!烏合の衆どもが。まとめて葬り去ってくれるわッッ!!」
シェルダー、ニョロゾ死亡
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/06/01(日) 00:14:18.36 ID:9yTnPov300
ニョロボンは格闘技を使って勇次郎を攻撃する。
その体術は人間の格闘家をしのぐものであった。
だが勇次郎ももはや人間の格闘家のレベルではない。
ニョロボンは格の違いを感じ取ったが、それは臨終の間際の悟りとなった。
だがパルシェンはその様子を見ても動揺しない。
自分の固い殻は誰にも破られないと確信していたからだ。
同じく勇次郎も自分の拳に確信を持っていた。
拳を振り下ろす勇次郎。殻を硬くして待ち受けるパルシェン。
最強の矛と最強の盾。この時は矛に軍配が上がった。
ニョロボン、パルシェン 死亡
105: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 00:20:06.47 ID:9yTnPov300
「ゼニガメ」「カメール」が水中から勇次郎に襲い掛かる。
だが鈍重な彼らでは勇次郎に攻撃を当てることはできなかった。
固い殻も勇次郎の手刀に耐えうるものではなく、いとも簡単に破壊された。
星型の怪物「ヒトデマン」も勇次郎の相手ではなかった。
「チッ。てめェらのフィールドで戦ってやっても、この程度かよ」
次の瞬間、勇次郎は思わず身構える。水中から発せられた殺気によるものだ。
それは森で感じたリザードンの殺気と同等のものだった。
「ここにも居やがるのか…」
ニヤリ。勇次郎は喜び勇んで水中に飛び込む。
そこにいたのは「カメックス」。不敵な笑みで勇次郎を挑発する。
カメックスの腕をつかみ、へし折ろうとする勇次郎。
だがその前にカメックスの殻についている砲台から、勢いよく水が噴射された。
まともに腹に喰らい、思わず手を離す勇次郎。
カメックスはその隙を捉え、殻にこもって回転しながら勢いよく勇次郎に体当たりした。
「ぐぅッ!!」
腹をかかえる勇次郎。相手はリザードンと同等の実力者。しかもここは相手のフィールド。
さらに勇次郎は負傷している。にもかかわらず、勇次郎は自分の勝ちを確信していた。
ゼニガメ、カメール、ヒトデマン 死亡
108: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 00:25:01.04 ID:9yTnPov300
勢いづいたカメックスは再び殻にこもり、勇次郎めがけて突進した。
「同じ手を二度喰らうバカがどこにいるかッッ!!」
両手を突き出し、突進をとめる勇次郎。
殻から両手両足を出すカメックス。そのまま水中で打撃戦へと突入した。
その気になればこのまま地上へカメックスを運び、自分のフィールドで屠り去ることもできた。
だがそれでは意味がない。勇次郎はあえて水中戦を選んだ。
勇次郎は滾っていた。地上では敵無しの自分が、水中でここまで追い詰められる。
それが楽しくて仕方がなかった。
この勝負に茶々を入れたものがいた。同じく水中にすむ「オムナイト」「カブト」である。
だがこの不幸な二匹は、勇次郎の怒りに触れて一撃で沈められた。
鬼は目の前のカメックスとの勝負を楽しんでいたのだ。
カメックスは打撃戦に不慣れだった。殻にこもり、ロケットのごとき体当たりで相手をしとめるのが
彼にとっての必勝パターンだったからだ。
一方で水中とはいえ、打撃戦は勇次郎の得意とするところ。
一分近く経ったろうか。カメックスは打ちのめされて動かなくなった。
カメックス、オムナイト、カブト 死亡
115: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 00:31:10.82 ID:9yTnPov300
強敵との戦いの直後、またも毒が勇次郎を襲った。
「メノクラゲ」「ドククラゲ」である。
カメックスに勝利を収め、水上へあがろうとしていた勇次郎に
メノクラゲの毒の触手が突き刺されたのだ。
メノクラゲ自身はその直後、勇次郎によって叩き殺されたのだが、毒のダメージは深刻だった。
地上に上がり、毒を吸い出す勇次郎。即効性の毒で、威力もビードルの比ではない。
地上まで追ってきたドククラゲを手刀で割るぐらいの体力は残っていたが、
しばらくは正常時に比べて劣る動きしかできないことだろう。
そんなとき、またも水中から勇次郎を襲うものが居た。
「ヤドン」「ヤドラン」。普段なら勇次郎の相手にもならない連中だ。
しかし毒を受けた勇次郎の相手としてはどうだろうか?
答えはやはり、相手にもならなかった。
正常時と比べ劣るとはいえ、相手は勇次郎である。
生半可な実力ではその足元にも及ばない。それに気づくほどの知能があれば、もっと長生きできたかもしれない。
メノクラゲ、ドククラゲ、ヤドン、ヤドラン 死亡
130: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 00:37:15.14 ID:9yTnPov300
だがここで勇次郎にピンチが訪れた。
植物の変種であろう「フシギダネ」「フシギソウ」そして…
あのリザードンやカメックスと同等の実力と見受けられる「フシギバナ」が
徒党を組んで勇次郎の下に現れたのだ。
今、勇次郎は毒を喰らっている。
その上フシギバナ他二匹を相手にするのはかなり厳しいものがある。
さらに悪いことに、水中からは「ゴルダック」「シャワーズ」が地上へあがってきた。
特にこのシャワーズ、実力ではフシギバナにも劣らないと見受けられた。
「…ヘッ、人間じゃこうはいかねェよな。やっぱ野生は…」
つぶやく勇次郎に容赦なく大量の水が襲い掛かった。シャワーズが放ったものである。
ものすごい水圧で勇次郎は川沿いの堤防に叩きつけられた。
さらに追い討ちをかけるかのようにゴルダックの飛び蹴りが勇次郎を襲う。
「チィィッ!!」
ゴルダックに放たれた拳は、毒により威力の落ちるものであったが
それでも彼を葬るのには十分であった。
しかしシャワーズやフシギバナはこうはいかないだろう。
にも拘らず、勇次郎は余裕の表情を崩さなかった。
「お前、利用させてもらうぜ」
ゴルダック 死亡
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/06/01(日) 00:38:17.35 ID:57FyxXzm00
な ぜ し ん で る し
範馬勇次郎がポケモン151匹を狩りに行くようです