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範馬勇次郎がポケモン151匹を狩りに行くようです(4):息抜き・ノンジャンル(NONJ)


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305: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 02:30:02.32 ID:9yTnPov300

「今宵、『鬼』が出せるとは思わなかった。クク…」
勇次郎の心が躍る際、必ず犠牲者が出る。
今回はコイル、レアコイルの鋼のボディが、勇次郎によって砕かれた。

ガルーラは子供を腹に抱えていた。
勇次郎とは戦いたい。一匹の怪物として。
だがあえて戦場に赴くことはしなかった。一匹の母親として。
ただ勇次郎を見ていたかった。
父のいない息子に、教えてやりたかったのだ。
息子よ、あれが父というものだ。父は絶対的に強い存在なのだ。
勇次郎もつけられていたことは知っていたが、あえて叩きのめさなかった。
向かってくるものは敵。だが向かってこない者に興味はない。
自分との戦いのフィールドに立ち、初めて敵とみなすのだ。
勇次郎を襲うミニリュウ、ハクリューが簡単に返り討ちにされる。
絶対的な強さを目の当たりにし、ガルーラの腹の子供は目を輝かせていた。

コイル、レアコイル、ミニリュウ、ハクリュー 死亡




339: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 02:38:40.08 ID:9yTnPov300

「エレブー」「ブーバー」は戸惑っていた。
自分たちに敵はないと思っていた。事実、彼らが生息していた場所では
彼らはトップの実力を誇っていたからである。
だが彼らは勇次郎を目の当たりにしてしまった。
おそらく勝てぬ。だが勝てぬとて引き下がるわけにはいかぬ。しかし踏ん切りがつかない。
そんな二匹の前にフーディンが現れた。
二匹の戦士が、二匹の捨て駒へと変わった瞬間だった。

再び水辺に戻ってきた勇次郎は、「ラプラス」と戦っていた。
全長2.5メートル。吹雪を巻き起こす脅威の敵だ。
勇次郎の皮膚に氷の塊が突き刺さる。
空間全体に吹雪を巻き起こされては、ダメージを避けるすべがない。
そのうえラプラスは30メートルはあろうかという池の対岸から攻撃をしかけていた。
勇次郎ができることといえば、石などを投げることくらいである。
だがそれでは致命傷にならない。
一時勇次郎と並び賞されたガイアという軍人がいた。
そのガイアでさえ、10メートルの池を飛び越えるのが精一杯である。
もちろん10メートルも人間の限界を超えた数値だが、30メートルとなると生身の人間では…。
が、勇次郎は跳んだ。勢いをつけ、全力で跳んだ。
驚いたことにその跳躍は、直線距離にして20メートルを超えた。
勢いよく水に飛び込む勇次郎。水中はラプラスの領域だ。
しかし次の瞬間勇次郎は水中から勢いよく飛び出した。
足がかりになるものなどなに一つないはずの水中から、己の筋力のみを駆使して勢いよく飛び出したのだ。
不意をつかれたラプラスの首がへし折れる音が響いた。

ラプラス 死亡

350: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 02:47:20.48 ID:9yTnPov300

勇次郎は背後から攻撃を受けた。
頭痛のような痛みが走り、すぐさま振り返り反撃に出た。
だがその反撃は相手の体をすり抜けた。天敵が再び登場したのである。
「ゴースト」。ゴースの上位に位置する存在である。
ガス生命体のようなものであり、物理的な攻撃は一切通用しない。
しかもゴースにはなかった攻撃手段をかねそろえている。
勇次郎は再び、かまいたちを発生させることでゴーストを仕留めようとした。
だがその戦法は反撃してこないゴースが相手だったからこそ有効な戦法。
謎の頭痛を伴う攻撃をしてくるゴーストが相手では、勇次郎のほうが先に力尽きてしまうかもしれない。
が、勇次郎は戦法を変えなかった。
それしか戦法がないからではない。己の正拳を持ってすれば実体のない相手すら倒せる。
己の強さにここまで確信が持てる人間はそうはいないだろう。
頭痛に耐え、風圧でゴーストを切り裂く。
傷だらけになったゴーストは、なんとか生き残る事を考えた。自分の強さに確信が持てなかったのだ。
この時点で勝負は決していた。勇次郎の最後の一撃に対し、ゴーストは完全に無抵抗だった。

ゴースト 死亡

359: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 02:51:59.07 ID:9yTnPov300

風変わりなモンスターが勇次郎の前に立ちふさがった。「バリヤード」である。
バリヤードは自身の目の前に光の壁を張った。
物理攻撃を遮断する壁である。
「せいィッッ!!!」
だが勇次郎の一撃を遮断することはできなかった。
念力で勇次郎を押し飛ばそうとするバリヤードだったが、これも無駄な抵抗だった。
もはや勇次郎は並みの怪物では相手にならないほど、今回の駆除を通して成長しているのだ。
壁はまさにこの瞬間も、高くなり続けている。
そんな勇次郎にエレブー、ブーバーの二匹が襲い掛かる。
フーディンの暗示の下にある二匹の目に生気は宿っていなかった。
二匹を屠り去った勇次郎は、再び暗示の使い手が土俵に上がってきたことを直感した。

バリヤード、エレブー、ブーバー 死亡

365: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 02:59:13.87 ID:9yTnPov300

フーディンたちはスリープたちより賢かった。
自分の居場所を悟られるようなマネはせず、遠くから念波で勇次郎の居場所を把握し、
効果的にポケモンを送り込んでいた。
岩石の塊であり、ゴローン以上の実力を持つゴローニャも暗示の餌食となり、勇次郎に立ち向かっていった。
「打岩はもう十分だ。あんなモンは所詮お遊び。
 生きた対象をぶっ叩くことでしか、開放のカタルシスは得られねェ…」
ゴローニャを屠った決め手は、驚いたことに抜き手である。
岩の塊を指で貫く。信じがたいことではあったが、勇次郎はやってのけた。
空手を志してから日々何百本と抜き手の練習をしてきた愚地独歩にも、おそらく無理な芸当だろう。
水の中がテリトリーであるはずのスターミーも暗示によって勇次郎に襲い掛かった。
この時点で勇次郎は、完全に暗示の使い手の存在を確信した。
「気にいらねェ…ッ!!」
勇次郎は正拳をまっすぐにスターミーに叩き込んだ。
力こそ全て。暗示などは闘争における不純物だとの主張が、その正拳には込められていた。

ゴローニャ、スターミー 死亡

370: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:05:00.22 ID:9yTnPov300

ガルーラは森に向かって歩いていた。
勇次郎との戦いを完全に放棄し、子と共に静かに暮らそうと決めたのだ。
だが彼女は勇次郎の傍を離れてはいけなかったのだ。
子を想う親の目の前に、悪魔の暗示の使い手が現れた。

不思議な立体「ポリゴン」の発する光は勇次郎の目をくらませた。
暗闇の中、ポリゴンの放つ光線が勇次郎の体を蝕む。
しかし光線の放たれる方向からターゲットの位置は突き止められ、鬼の一撃が振り下ろされた。
「この方法で殺れりゃあいいんだがな。暗示使いもよ…」
スリープやこのポリゴンに通用した方法が、フーディンには通用しない。
彼らは本当に賢いのだ。
(駒がいなくなりゃ、現れざるを得ねェか…)
そう考えながら歩く勇次郎に、ガルーラが背後から忍び寄った。

ポリゴン 死亡

380: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:10:23.16 ID:9yTnPov300

背後のガルーラの気配がこれまでと違うことを、勇次郎は悟った。
突如けたたましい叫び声をあげ、勇次郎に襲い掛かるガルーラ。
母親のあまりの変貌振りに、腹の袋の中の子供は戸惑いを隠せなかった。
2メートルを超えるガルーラの巨体が勇次郎に襲い掛かる。
だが今更巨漢など何の障害にもならなかった。
顔面に一撃を食らわせる勇次郎。歯が何本も欠けるガルーラ。
だがガルーラは立ち上がった。フーディンによって後退のネジを外されている状態なのだ。
勇次郎の手刀がガルーラの首を落とす。泣き叫ぶ子供。
「泣くなッッ!!」
勇次郎が険しい表情で子供を叱る。泣き止む子供。
「いい子だ…」
勇次郎は子供を放置し、その場を後にした。

ガルーラ 死亡

396: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:16:31.20 ID:9yTnPov300

フーディンはミスを侵した。
ガルーラの体には細かい葉がついていた。
それだけでは暗示をかけられた場所が森だと特定されることはないと思ったのだろうが、
勇次郎はガルーラが一度自分をつけていたことを知っている。
自分から離れた後森へ行き、そこで何者かに暗示をかけられ戻ってきたと勇次郎は考えた。
全速力で森へ駆ける勇次郎。
フーディンは驚いた。自分たちの位置が特定されたことが、
勇次郎の動きを捕らえている念波でわかったからだ。
フーディンは迎撃の覚悟を決めた。
手駒ならいる。暴れ者のカイロスとケンタロスに暗示をかけてある。
それに自分が戦うことになったとしても、負ける気はしなかった。
森へたどり着いた勇次郎を、またも頭痛が襲う。
ユンゲラーのサイコキネシスである。
スプーンを曲げながら木の陰に隠れ、せせら笑うユンゲラー。
「ぐぅッッ…小癪なッ!!」
隠れているユンゲラーに向かい、全力で駆けていく勇次郎。
ユンゲラーが逃げ出そうとしたときには手遅れ。スプーンと同様、自らの首も曲がってしまった。

ユンゲラー 死亡

406: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:23:58.17 ID:9yTnPov300

勇次郎の動きを二匹のポケモンが捕捉した。
「カイロス」と「ケンタロス」である。
猛烈な勢いで突進してくるケンタロスを避ける勇次郎。
だが避けた方向にはカイロスが回り込んでいた。
頭についている巨大なハサミで勇次郎を挟むカイロス。
「〜〜〜ッッ!!」
常人なら体が引きちぎれているだろう。
両手でハサミをこじ開けようとするが、カイロスの締め付ける力は強く、なかなかこじ開けられない。
そんな状態の所に、かまわず突進してくるケンタロス。
勇次郎はカイロスともども吹っ飛ばされた。
「おのれッッ!!カスどもが張り切りおってッッ!!」
勇次郎はカイロスのハサミをつかむと、桁外れの握力でそれを砕いた。
ハサミを砕かれたカイロスに反撃の術はない。勇次郎のかかと落としの餌食となった。
ケンタロスも、突進だけではどうしようもなかった。
勇次郎は横綱の突進をも軽々と止め、押し返したことがある。
「ぬうンッ!!」
ケンタロスの突進を正面から受け止め、膝蹴りを食らわす勇次郎。
悲鳴を上げるケンタロスに追撃が跳ぶ。
物陰からチャンスをうかがっていたケーシィが襲い掛かるが、もはや勇次郎にとってゴミも同然だった。


カイロス、ケンタロス、ケーシィ 死亡

411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/06/01(日) 03:25:43.79 ID:IbeTsDNp00

ケーシィwwwwwwwwwwwwwwww

419: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:30:06.03 ID:9yTnPov300

リザードンと戦い、屠った平地にフーディンはいた。
フーディンがついに勇次郎の前に姿を現したのだ。
「カスがッッ!!土俵に上らずにままごとでもしていればよいものをッッ!!」
襲い掛かる勇次郎。だが次の瞬間、勇次郎は倒れていた。
「〜〜ッッ!!」
サイコウエーブ。フーディンの切り札である。
念波を飛ばし脳を直接攻撃する技である。
(何が起こった…ッ!!)
起き上がり距離をとる勇次郎。しかし再び波は襲い掛かった。
「グッッ…!!」
うずくまる勇次郎。余裕の表情を見せるフーディン。
フーディンは勇次郎を小馬鹿にするように、スプーンをくるくると回している。
勇次郎は太い木の枝をへし折り、フーディンに投げつけた。
しかしフーディンにとってはそんなものは意味のない行為であった。
フーディンが指をまげると、木の枝はポ口リと地面に落ちた。

435: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:36:23.03 ID:9yTnPov300

フーディンとの距離、およそ10メートル。
距離をとっても念波は関係なく襲い掛かる。
ならばと距離を詰める勇次郎。だがフーディンは勇次郎から離れる。
念波によるダメージのせいで、勇次郎は思うように距離を詰められずにいた。
硬い物なら拳で破壊できる。
強い相手なら拳で破壊できる。
だが念波という目に見えない攻撃は、勇次郎にとって鬼門だった。
フーディンの念波は、森の入り口でユンゲラーが放った念波の比ではない。
しかも勇次郎にとって最悪な出来事が重なった。フーディンは切り札を用意していたのだ。
勇次郎の背後から忍び寄る影。
「シッッ!!!」
鬼の蹴りがとぶ。だがその蹴りは影をすり抜ける。
これで三度目。天敵、ガス状生命体。
ゴーストたちの上位に位置する「ゲンガー」がそこにいた。

451: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:40:19.91 ID:9yTnPov300

この状況ではかまいたち戦法は通用しない。
そんなことをしている間に、サイコウエーブで確実に仕留められてしまう。
「ウガァァァッ!!」
立ち上がり、力の限り暴れる勇次郎。だがゲンガーには当たらない。
フーディンとの距離を詰めようとしても、そのたびにひどい頭痛が襲い、ままならない。
かつてない絶体絶命のはずだった、が、勇次郎は笑っていた。
「…使うぜ」
勇次郎は両手を高くあげ、両足を開いた。これを構えと呼べるのだろうか。
背中に浮き出た鬼は、泣いているかのように見える。
勇次郎が両手を振りかぶったかと思った次の瞬間、フーディンの腹には鬼の一撃が食い込んでいた。
一瞬で距離を詰め、相手に致命的なダメージを与える。
オーガこと範馬勇次郎の本気だった。

459: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:43:47.89 ID:9yTnPov300

相棒のフーディンが盛大に吹き飛ぶのを目の当たりにし、ゲンガーはショックを受けていた。
勇次郎はただちにゲンガーのほうに向き直る。
ゲンガーと距離を詰めると、例のごとく素振りを始める。かまいたち戦法である。
しかし今の勇次郎の背には鬼が浮き出ている。拳打の威力はゴーストたちのときの比ではない。
必死の抵抗を試みるも無残に切り裂かれ、ゲンガーは絶命した。
勇次郎はフーディンの方向に向き直る。
致命傷とも言えるダメージを喰らいつつも、立ち上がるフーディン。
万一に備え、物理攻撃対策の壁を張っておいたのだ。
極限まで薄く、強く張った壁は勇次郎の一撃から命を守った。

ゲンガー 死亡

475: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:49:04.39 ID:9yTnPov300

フーディンの張った壁は強力だった。
バリヤードのそれとは桁が違う。いかに勇次郎と言えども、その壁を打ち破るのは難しいだろう。
だが勇次郎はフーディンに向かい、悠々と歩みを進めた。
サイコウエーブを放つフーディン。だが勇次郎には前ほど効果がなかった。
狼狽するフーディン。それもそのはず、さっきまで効いていた技の効果が薄くなっているのだから。
一つにはフーディンの体力消耗による技のキレの半減。
もう一つには、成長する鬼、勇次郎のサイコウエーブに対する「克服」があった。
頼みのサイコウエーブが効かない今、自らの体に張った壁で身を守るしかない。
フーディンはそう思った。
結論から言うと、これはフーディンに地獄を見せることとなった。
強力すぎる壁のおかげでフーディンは死なない。だが勇次郎の連撃を喰らうこととなる。
死ぬギリギリの点で勇次郎の連撃を耐え続けるフーディン。
必死で自己再生を試みるも、根本的な解決にはなっておらず、苦痛を長める結果となった。
ホッキョクグマをも屠る鬼の強烈な連撃に耐えかねて、ついにフーディンはバリアを解除した。
次の一撃を喰らったフーディンは、二度と起き上がることはなかった。

フーディン 死亡

496: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 03:56:00.48 ID:9yTnPov300

連戦に次ぐ連戦で、鬼の体力は消耗していた。
人間じゃないと形容される勇次郎も、実際のところ人間。
無限に戦い続けることができるわけではないのだ。
都市に戻った勇次郎を待ち受けるのは、またしても連戦の嵐。
空から襲い来る「プテラ」、遠くから氷の塊を飛ばしてくる「ルージュラ」。
この二匹が同時に勇次郎に襲い掛かった。
「ぬうんッッ!!」
勇次郎のアッパーが地面を抉る。抉れたコンクリートは弾丸となりルージュラの体を襲う。
氷の塊を飛ばすルージュラは、コンクリートの塊に貫かれた。
次いで崩壊したビルのとっかかりをつかみ、腕力のみで屋上へあがる勇次郎。
だがプテラはさらに上にいた。頭上から光線を発射するプテラ。かわす勇次郎。
勇次郎はビルからさらに空中に飛び上がった。
ギリギリプテラの尾につかまった勇次郎。だがプテラはそこからさらに急上昇する。
手刀でプテラを絶命に追いやった勇次郎は、はるか上空から地面に落とされることとなった。

ルージュラ、プテラ 死亡

510: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 04:02:04.96 ID:9yTnPov300

勇次郎は、はるか上空から思い切り地面に叩きつけられた。
仰向けになって動かない勇次郎。
その勇次郎の頭上を、水色に輝く鳥が横切った。
かと思うと、勇次郎の体は瞬時に氷漬けになった。

「実際に目の当たりにしないと信じられないかもしれませんね」
少林寺拳法の達人、三崎健吾はインタビュアーを前に語る。
「人間の体が一瞬で凍りついたんです」
怪物が関東地方に現れてからまもなく、三崎は東京へ駆けつけた。
そこで三崎は信じられない光景を目にする。
シュートレスリングの山本稔が、水色に輝く鳥と対峙していた。
次の瞬間、山本は一瞬で氷漬けになった。
「一瞬ですよ。ええ、瞬きなどしていません。
 本当に一瞬で氷漬けになったんです。
 ハハ…物理学で説明?おそらくできないでしょう
 理屈など超えてますよ。あれは…」

寝そべる勇次郎を氷漬けにした鳥。
それは伝説の鳥「フリーザー」だった。

516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/06/01(日) 04:03:27.10 ID:+tCj3qFB00

伝説キター!!

528: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 04:06:50.60 ID:9yTnPov300

氷漬けになった勇次郎は、指を動かすのが精一杯だった。
一体一体は勇次郎に劣っても、ここまで連戦を続けていれば
体力を消耗するのは当然のことである。
幼少時代のバキも、実力で圧倒的に勝っているにも拘らず
たかが不良高校生を相手に、40人抜きを前にしてK.Oされてしまった。
ここまで戦い続けてきた勇次郎も、ついにこれまでなのか…。

最近、氷漬けから復活した人間がいた。
信じられないだろうが、恐竜がいた時代に存在していた人類。
その男は氷付けにされようとも生き続け、現代に復活したのだ。
その原人はピクルと名づけられた。
ピクルにできたことが、勇次郎にできないだろうか。

「…」
「ッ…」
「ヌウウウッ!!!!!」

巨大な腕が凍りをぶち破る。
勇次郎は氷漬けから復活した。

536: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 04:09:19.05 ID:9yTnPov300

フリーザーは驚愕していた。氷漬けになっても復活する人間が…
そこでフリーザーの思考は途切れた。宙に跳ね上がったその人間が、自分の羽をむしったのだ。
悲鳴をあげ、地上に堕ちるフリーザー。
勇次郎は成長した。空から落ち、氷漬けにされ…逆境を跳ね除けたことで飛躍的に成長したのだ。
成長する世界一…以前の勇次郎ならば、フリーザーは苦戦する相手だったかもしれない。
だが今ここにいる勇次郎は、驚くほど簡単にフリーザーを屠り去った。

フリーザー 死亡

554: ◆jPd5PsNNvg 2008/06/01(日) 04:14:07.74 ID:9yTnPov300

伝説の鳥は一匹ではなかった…!
怪鳥「サンダー」が勇次郎に襲い掛かる。
鋭い嘴を突きたて、勇次郎にマッハの速度で向かってくる。
その脅威はオニドリルの比ではない。
だが勇次郎はその嘴を、オニドリルのときと同様掴み取った。
しかしサンダーの脅威はここからだ。強烈な電撃が勇次郎を襲う。
「ぬおおおッ!!!!」
勇次郎は痙攣し、その場で気を失った。
サンダーの電撃の威力は桁違いである。
かつて戦ったサンダースやエレブーをはるかにしのぐ電力。
その電力をいっぺんに放電し、やっと勇次郎を気絶させるに至ったのだ。
だがサンダーのほうにも余力は残ってなかった。
雷を操ることで伝説と呼ばれる鳥の持ちうる電力を全てつぎ込んでも
勇次郎の命は奪えなかった。
勇次郎にとどめをさすべく、サンダーは鬼の体を抱え、川辺へと運んだ。
そして無情にも川へ勇次郎の体を投げ込んだ。


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